COLUMN 007制作の考え方

スマホ対応していないホームページのリスクと対応方法

公開 読了の目安 約6分

執筆:野山 栄成(Grovah 代表)

COLUMN 007MOBILE
CONTENTSこの記事の目次7項目
  1. 01結論:スマホ非対応は集客・検索・信頼の3方向で不利になる
    1. スマホ対応(モバイルフレンドリー)とは
    2. 「うちの客層は高齢だから」は当てはまるか
  2. 02リスク1:閲覧者の大半を取りこぼす
    1. 読みにくいサイトは数秒で閉じられる
    2. 電話・地図・問い合わせにつながらない
  3. 03リスク2:検索結果で不利になる
    1. モバイルファーストインデックスとは
    2. 地域検索との相性
  4. 04リスク3:会社の信頼感を損なう
    1. 第一印象は内容より先に決まる
    2. 採用・取引にも影響する
  5. 05自社サイトがスマホ対応か確認する方法
    1. 実機でのチェックポイント
    2. 社内の複数端末で見る
  6. 06スマホ対応の3つの方法と費用の考え方
    1. 方法1:レスポンシブデザイン(現在の主流)
    2. 方法2・3:スマホ専用サイト・変換ツール
    3. 対応と同時に見直したい2つのポイント
    4. 費用の考え方:改修かリニューアルか
  7. 07まとめ

「自社のホームページをスマホで開くと、文字が小さくて拡大しないと読めない」。10年ほど前に作ったサイトを使い続けている会社で、よく見られる状態です。

パソコンでは問題なく見えるため後回しにされがちですが、お客様の多くはスマホから見ています。この記事では、スマホ非対応のまま放置するリスクと、自社サイトの確認方法、3つの対応方法と費用の考え方をお伝えします。

自社サイトの状態を診断してほしい方は、無料相談でも確認いたします。

結論:スマホ非対応は集客・検索・信頼の3方向で不利になる

結論からお伝えすると、スマホ非対応のホームページは「閲覧者の大半にとって使いにくい」「検索評価で不利」「会社の印象を下げる」という3方向の不利益を同時に受けます。見た目だけの問題ではなく、集客の土台に関わる問題です。

逆にいえば、スマホ対応は数あるサイト改善の中でも効果の範囲が広い施策です。リニューアルを検討する際、優先度は最上位に置くことをおすすめします。

スマホ対応(モバイルフレンドリー)とは

スマホ対応とは、スマートフォンの画面でも文字や画像が読みやすく、指での操作がしやすいように表示を最適化することです。モバイルフレンドリー(スマホでの見やすさ・使いやすさ)とも呼ばれます。

パソコン用の画面がそのまま縮小表示されるサイトは、未対応と考えてください。拡大とスクロールを繰り返さないと読めない状態は、お客様に負担を強いています。

「うちの客層は高齢だから」は当てはまるか

「うちのお客様は年配だからスマホ対応は不要」というご意見もありますが、シニア層のスマホ利用も広がっています。また、実際に検索するのが本人ではなくご家族というケースも多く、客層を理由に不要と言い切るのは難しくなっています。

リスク1:閲覧者の大半を取りこぼす

結論として、最大のリスクは「サイト訪問者の多数派であるスマホ利用者」の離脱です。一般に、個人のインターネット利用はスマートフォン経由が中心とされており、地域のお店や会社を探す場面ではその傾向がいっそう強まります。

読みにくいサイトは数秒で閉じられる

スマホ利用者は、読みにくいと感じたページをすぐに閉じ、検索結果に戻って別の会社を探します。比較対象となる同業他社のサイトがスマホ対応済みなら、内容を読まれる前に候補から外れてしまいます。

電話・地図・問い合わせにつながらない

スマホ閲覧の強みは、電話発信や地図アプリにその場でつなげられることです。非対応サイトは電話番号がタップで発信できないなど、せっかくの見込み客を行動の一歩手前で逃しがちです。

「サイトを見て電話しようとしたが、番号のコピーが面倒でやめた」という離脱は、アクセス解析にも表れず気づけません。行動につながる導線こそ、スマホ目線での点検が欠かせない部分です。

リスク2:検索結果で不利になる

結論として、スマホ非対応は「見つけてもらう」段階でも不利に働きます。Googleは、スマホ版ページの内容を基準にサイトを登録・評価する「モバイルファーストインデックス」を採用しているためです(出典:Google検索セントラル公式ドキュメント)。

モバイルファーストインデックスとは

Googleの公式ドキュメントには、インデックス登録とランキングにモバイル版のコンテンツを使用することが明記されています。つまり検索エンジンは、あなたのサイトを「スマホでどう見えるか」で評価しているということです。

地域検索との相性

「柏 〇〇」のような地域検索は、移動中や外出先のスマホから行われることもあります。地域密着の商売ほど、スマホでの見やすさが大切になります。

リスク3:会社の信頼感を損なう

結論として、スマホ非対応のサイトは「情報が古い会社」という印象を無言のうちに与えます。サービスの質と関係のないところで減点されるのは、もったいない損失です。

第一印象は内容より先に決まる

訪問者は文章を読む前に、表示のされ方から印象を受け取ります。崩れた表示や小さすぎる文字は、内容を読んでもらう前の門前払いにつながります。

採用・取引にも影響する

求職者や取引先候補も、会社を調べる際はスマホで検索します。採用難の時代、応募前の離脱要因を減らす意味でも、スマホ対応は営業以外の場面でも効いてきます。

自社サイトがスマホ対応か確認する方法

結論として、確認は特別なツールがなくても、手元のスマホで数分あればできます。次の観点でチェックしてみてください。

実機でのチェックポイント

自分のスマホで自社サイトを開き、「拡大せずに文字が読めるか」「横スクロールが発生しないか」「ボタンやリンクが指で押しやすいか」「電話番号をタップして発信できるか」を確認します。1つでも引っかかれば、改善の余地があります。

あわせて、問い合わせフォームの入力を実際に試してみてください。スマホからの入力が苦痛なフォームは、それだけで問い合わせ件数を減らしている可能性があります。

社内の複数端末で見る

画面サイズの違う端末やタブレットでも確認すると、特定のサイズでだけ崩れる問題を発見できます。従業員やご家族のスマホで見てもらうだけでも十分です。

スマホ対応の3つの方法と費用の考え方

結論として、スマホ対応の方法は主に3つあり、現在は「レスポンシブデザイン」が標準的な選択です。既存サイトの状態によっては、部分改修よりリニューアルのほうが結果的に安くつくこともあります。

方法1:レスポンシブデザイン(現在の主流)

レスポンシブデザインとは、1つのページが画面幅に応じて自動的にレイアウトを変える作り方です。パソコン・スマホでURLと内容が共通のため管理がしやすく、Googleもモバイルファーストインデックスのベストプラクティス(推奨されるやり方)としてレスポンシブを挙げています。

方法2・3:スマホ専用サイト・変換ツール

スマホ用に別URLのサイトを用意する方法や、既存サイトを自動変換するツールもあります。ただし管理が二重になったり、デザインの自由度が低かったりするため、新規で選ぶ理由は少なくなっています。

現在も別URL方式のスマホサイトを使っている場合は、更新漏れによる情報の食い違いが起きていないか確認してみてください。リニューアルの際にレスポンシブへ統合すると、以後の管理は1本化できます。

対応と同時に見直したい2つのポイント

スマホ対応の工事をするなら、表示速度と問い合わせ導線も同時に見直すのが効率的です。画像が重くて表示に数秒かかるサイトは、対応済みでも閉じられてしまいます。

問い合わせフォームは、スマホでの入力しやすさを基準に項目を絞りましょう。入力欄が多いほど途中離脱は増えるため、本当に要る項目だけに削ることが成果につながります。

費用の考え方:改修かリニューアルか

古いサイトにスマホ対応だけを後付けする改修は、土台が古いままだと割高になりがちです。デザインの古さや更新のしづらさも併発しているなら、リニューアルすべき7つのサインを確認のうえ、リニューアルとしてまとめて解消するほうが合理的な場合があります。費用感は費用相場の記事を参考にしてください。

まとめ

スマホ非対応のホームページは、閲覧者の大半を取りこぼし、検索評価で不利になり、会社の信頼まで損なう三重のリスクを抱えます。まずは手元のスマホで自社サイトを開き、お客様と同じ目線で確認することから始めてください。

Grovahは柏・松戸・北千住を中心に、レスポンシブデザインを標準とした制作・リニューアルを行っています。自社サイトの改修範囲を知りたい方は、無料相談からお気軽にご連絡ください。

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